3年間の指導プログラム

1年の最初から現役合格を目指して!

3年間の指導プログラム

 有名大学合格者を輩出している大都市圏の有名校は、中高6年間一貫教育であることが多く、それらの高校では、既に中学生のうちに古典(古文・漢文)の基礎をほとんど学習し終えています。たとえ静岡高校に入ったとしても、全国との差が歴然としてあり、ほぼ1年遅れに近い状況で、この差を追い詰めていかなければ、3年後の有名大学現役合格は実現できません。

 国語以外の教科においても同様の格差があります。そのため高校では数学も英語も国語も授業の進度が速く、さらに新しく教えたことを何とか定着させるために大量の宿題も出され、小テスト等も頻繁に行われます。部活動や文化祭などもあります。この状況の中で、国語はとりあえず全文口語訳だけ読んでテストをやり過ごしたり、一人では勉強方法もよく分からなかったりすることから、後回しにしてしまいがちな教科です。しかし、国語も一つの学問体系であり、その研究に一生をかけている大学の先生方が入試の出題をする以上、基礎もできていないのに、フィーリングで書いてやり過ごすというようなことでは、大学入試には全く通用しません。古典も現代文も、しっかりした理論に基づいた考え方で正しい解答を導くプロセスはきわめて論理的なものです。

 国語以外の教科や部活動などとも両立しながら、いかにして大学入試に通用し得る国語学力を身に着けるか、熟慮した結果、以下のプログラムとしました。週1回の通塾も高校生活全体のバランスに配慮した結果です。
 静高クラスでは1、2年生の間は静高の教科書や宿題の中で大学入試に有効なものを(ほとんどが有効です)なるべく進度に沿って使います。定期テスト対策もしっかり行います。学校の成績もよくなり、他の教科を自分で勉強する時間も作れます。
 特進クラスでは1年生の間に公立進学校の進度に合わせて、古文や漢文の基礎固めをしますが、基本のテキストは塾で配布し、合わせて分かりやすいプリントを使います。2年次にも、3年になって静高生や浪人生と互角に受験対策クラスを受講するべく、漢文の句法・和歌・現代文の語彙の拡充等を塾でテキストやプリントを配布して行って行きます。

 万が一浪人した場合でも、一浪で有名大学や国立医学部に合格していく人は、現役の時に各教科の基礎がしっかり身についており、最後の一押しが足りなかった人です。国語の基礎があやふやな理系の人は、一浪してかえって国語の点数は落ちてしまうこともあり、2浪してしまう人もいます。

1年 古文・漢文の基礎(主に文法力)を身につける

 古文漢文の基礎を身につける最も重要な時期です。数学でいえば足し算引き算や九九に相当する部分です。
 用言の活用に潜む法則性が分からなければ、大学入試で品詞分解さえあやふやになります。助動詞の接続の法則性、細かいニュアンスの違いもオリジナルに発案した論理的な手法で分かりやすく説明し、身につくように演習します。敬語や助詞も体系的に解説し、古文長文読解の基礎をしっかり固めます。漢文も基礎となる部分をしっかり教えます。
 入試に関わる最重要な時期です。静高クラスは定期テスト対策も行います。

2年 古文・漢文の長文読解力、古典常識、語彙力を身につける

 漢文の文法を総合的・体系的に教えます。共通テストで漢文は古文と同じ配点比率があり、得点するには文法(句法)の体系的習得が不可欠です。
 また入試頻出であるにも関わらず、学校ではあまり指導されない和歌の理解のため、百人一首を一首ずつ丁寧に解説します。文学史の知識、入試で通用する正しい口語訳の書き方、入試用の抽象的な現代文の語彙の指導もできる限り行います。
 静高クラスでは大量に出される宿題テキストを皆で一斉に真剣に解いて行きます。その後教師が丁寧に解説します。一人でやっていては分からないとすぐに答えを見てしまいがちで、分からない古典に対して頭が働くようにはなりません。つまり入試の時には通用しにくくなります。古文漢文の長文読解訓練をして、2年終了までに古典の学力を貯金します。

3年 学校の勉強から離れ入試対策全般に取り組む
(2年の3学期より)

 大学入学共通テスト対策をします。
 3年の早いうちから時間を計って緊張感をもって取り組みます。初期の頃は現代文に比重をおきます。 間違えた問題は生徒自身がじっくり考えて解きなおします。その後、生徒間で意見交換をして、正答にたどりついた人の考え方を皆で共有します。解説する生徒も相当考えなければ解説はできません。生徒自身の頭が働くようにすることが目的です。速読力、思考力、生徒同士の教え合いによる表現力を培うことができます。
 教師もオリジナルの「分割読み」という解法のコツを伝授します。

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塾長 月崎 美智子

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